HAL-Aとは

地球上で最も簡単と言われている言語。
そのプログラミング言語を用いる事で、自らの手で創造物が簡単に作成できる時代に突入しました。
しかし、多くの保護者の偏見で子供達に学習チャンスを与えない現実に憤りを感じ、これから必要となる「プログラミング知識」に巡り合えない子供達にチャンスを得て頂くため、ボランティアから始まった「子供専用プログラミング学習教室」を2010年3月4日に正式活動を開始しました。

経緯

2007年に居住地であった名古屋市に対し、複数回に渡り活動要請を行って参りましたが残念ながら受理される事はありませんでした。
しかし、勤務先の同僚や趣味仲間の子を持つ親の方々へ相談したところ「是非、うちの子に手引きをして欲しい」と嬉しい言葉を頂き、手探りで不安はあったものの授業開始。
すると子供達は興味深々で目を輝かせ、楽しくプログラミングを理解し、凄まじい吸収力で習得されました。

子供達が備えてる秘めた能力「アルゴリズム」生成力

コンピューターとはプログラムと言う決められたルールで動作する様に設計されています。
これをロジックと呼ぶのですが、プログラミングはこのロジックを操作する事で頭の中の構想物を実現化する事が可能となるのです。
このロジックの生成にはいくつかのパターンやセオリーと言った便利な「型」の様な物があります。
先人の方々が考案し残してくれた一つの知識として応用・活用する訳なのですが、驚く事に子供達はその知識を持たずとして自らの正攻法で課題解決すべくロジックを産み出す事を成し遂げたのです。
このゼロから何かを解決する力の存在を「アルゴリズム」と解しているのですが、子供プログラミング教室では、「プログラミングができる」事ではなく「操作する側から、操作させる側」の能力を養う事で将来の仕事や物事の考え方に利用し、豊かな未来を迎えて欲しいと思い活動継続を決意しました。

上記の出来事から毎日が発見の繰り返し。
「師は必ずしも弟子より賢ならず」の言葉通り、子供達から教わる事がしばしば。
よってHAL-Aの指針は「子供プログラム」から「子供先生」と変更しました。

設立決意の後押し「オバマさんの一言」

2015年2月16日、バラク・オバマ アメリカ合衆国大統領はこうスピーチしました。
「全国民にコンピュータソフトウェアプログラミングを学んで欲しい」
「ゲームソフトやスマートホンアプリを買うのではなく、創って欲しい」
「コンピュータソフトウェアプログラミングを修得すれば、きっとずっとあなたの役にたつ」
この事から埋もれた「子供先生」の発掘を急がなければと同年10月25日にHAL-Aのサイトを立ち上げました。
その後、日本では2020年にプログラミングが義務教育の教科の一つとして導入される事になり、私達の活動は一時停止しました。

教育はお金で買うものではい

HAL-Aは埋もれた「子供先生」がまだまだ存在する事を知り、2022年5月14日に再活動しました。
少数制である事から多くの「子供先生」を発掘する事は困難ですが、今まで通りの活動を継続してまいります。
但し、家庭環境の良いお子様、ご収入にゆとりの有るご家庭様は学習チャンスが多い事からHAL-Aの利用は制限させて頂いております。

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